AIに相談すると、商品アイデアは次々と出てきます。しかし、候補が増えるほど決められなくなり、結局は何も市場に出さないこともあります。
今回は、個人教室を運営してきた経験をもとに、「48時間以内に販売へ進める最初の商品を決められるか」を試しました。
こんな人に役立ちます
- AIと壁打ちしても、商品候補を絞れない
- 個人で小さな商品を作りたい
- 完成度を上げる前に、需要があるか確かめたい
読み終えると、AIの提案から「今の自分が実際に出せる商品」を選ぶための判断軸が分かります。
今回の課題と仮説
将来、場所や時間に縛られない事業も育てたいと考えています。そのためには、大きな事業計画を作り込むより、小さな商品を市場に出し、反応から改善する方が現実的です。
仮説は次のとおりです。
AIに候補を広げてもらい、自分の経験と「48時間で出せるか」を基準に人が選べば、最初の商品を決められるのではないか。
AIに伝えた条件
ChatGPTには、次の条件を伝えて候補を出してもらいました。
- 一人で始められる
- 初期費用が少ない
- AIを活用できる
- コンテンツやテンプレートにできる
- 将来的に資産型の事業へ発展できる
- 教室運営、教育、人の成長、仕組み化という自分の経験や興味と相性がいい
AIに正解を決めてもらうのではなく、一人で考えると狭くなりやすい視野を広げるために使いました。
選んだ商品
最終的に選んだのは、「個人教室向け・体験レッスン後の入会フォローテンプレート集」です。
内容候補は、体験後のお礼、入会を迷っている保護者へのフォロー、入会案内、よくある質問への回答、文章を教室に合わせて調整するプロンプトです。
この商品を選んだ4つの理由
1. 小さく作って検証できる
大きな講座や教材と違い、テンプレート集なら完璧な完成版を作る前に販売を試せます。
2. 実経験から作れる
体験レッスン後の連絡は、教室運営の中で実際に必要になるものです。想像だけではなく、自分の経験をもとに作れます。
3. 課題が具体的
一人で教室を運営する人にとって、相手に合わせた連絡文を毎回考えることは小さくない負担です。誰のどんな時間を減らす商品なのかが明確です。
4. 次の商品へ広げられる
反応があれば、保護者対応、退会防止、LINE配信、教室運営マニュアルなどへ広げられます。反応が弱ければ、対象、商品名、価格、見せ方のどこを見直すべきか考えられます。
AIの提案より、人の判断が重要だった
AIは、候補を広げたり評価軸を並べたりするのは得意でした。一方で、今の自分が本当に作れるか、経験から価値を出せるか、48時間で市場に出せるかは、最後は自分で判断する必要がありました。
「市場性がありそう」と「今、実行できる」は別です。今回はすごいアイデアより、検証を始められるアイデアを優先しました。
使ってみた感想
AIとの壁打ちは、自分だけでは出ない候補を短時間で広げるのに役立ちました。ただし、提案を読んだだけでは、仕事は何も進みません。
一番効果があったのは、「48時間で販売に進めるか」という制限を先に置いたことです。制限がなければ、もっと調べたくなり、候補を増やし続けていたと思います。
わかったこと
- AIは候補と判断材料を広げるのに向いている
- 最後の選択には、本人の経験、制作可能性、期限の判断が必要
- 商品アイデアの良さより、小さく市場に出せるかを優先すると次へ進みやすい
- 商品を決めただけでは価値は検証できない。制作、公開、反応の記録が必要
次に改善したいこと
- テンプレート本文を実際に作る
- 販売ページを作り、市場に出す
- 閲覧、質問、購入などの反応を記録する
- 反応が弱い場合は、対象者と課題の設定を見直す
今回の結論
AIと壁打ちすることで、48時間以内に販売へ進める商品候補を1つに決められました。
ただし、この段階で確かめられたのは「商品を決められるか」までです。本当に価値があるかは、実際に作って市場に出し、反応を見なければ分かりません。
今回は完成した事業ではなく、商品仮説を市場検証へ進めるための企画段階です。
実験データ
- 実験番号:No.002
- テーマ:AIと壁打ちし、48時間で最初の販売商品を決められるか
- ステータス:前編(企画・商品仮説を決定)
- 使用AI:ChatGPT、Codex
- 成果物:個人教室向けの入会フォローテンプレート集の企画
- 使用技術:対話型AIによるアイデア発散と比較
- 公開URL:この記事
- 今回の結論:AIで候補を広げ、人が実行可能性を判断すると、商品仮説を決めやすい
コメント